サルコペニアを意識した老夫婦
サルコペニアという言葉をご存知ですか?

サルコペ二アとは、筋肉の量が加齢とともに減少し、その機能も低下する現象のことです。

すべての人は、加齢と共に現れるこの現象から逃れることはできません。

筋肉の量が減ることによって、日常生活の動作が制限されるようになると、大変不便になります。

お腹の筋肉量が減ると・・・
姿勢が悪くなって腰への負担が大きくなり、腰痛の原因になります。
肩の筋肉量が減ると・・・
重い物を持ったり、高い場所の物を取ったりしづらくなったりします。
ふとももの前側の筋肉量が減ると・・・
バランスを保つ力が弱り、つまずきやすくなります。また、長い距離を歩くのがやっかいになったり、最終的には立ったり座ったりの動作にも支障が出ます。
ふくらはぎの筋肉量が減ると・・・
地面を蹴る力が弱くなり、歩く速さが遅くなります。

このような要因が、腰痛の原因や悪化につながり、ぎっくり腰の発症する可能性を高めます。



筋力を低下させない努力も必要

腰の体操をする中年夫婦
サルコペニアを止めることはできませんが、対抗策として、腰痛の悪化を防ぐ、あるいは腰痛を予防するために、日常生活のなかで姿勢に注意したり、積極的に体を動かしたりすることが大切です。

特に現在すでに腰痛で悩まれている方は、痛みのために、体をあまり動かさない場合も多いため、サルコペニアが進みがちです。

腰や下半身の筋力が低下して、さらに腰痛が悪化しやすくなります。

したがって腰の負担にならない姿勢や動作を覚えて、できる範囲でよいので積極的に腰痛改善や予防の運動を行ないましょう。

腰痛予防の理想的な姿勢は、背骨のS字カープを意識することです。

背骨は、横から見ると緩やかなS字カーブを描いて、頭や上半身の重さをバランスよく支えています。

このカーブを、立つ、座る、寝る動作のときに保つことが、腰痛の悪化や防止を防ぐ基本姿勢となります。

また、腰のまわりや足の筋肉のコリを改善することも大切です。

後の項で説明する腰痛改善&予防の準備として、まず筋肉をゆっくり伸ばしてコリをほぐすストレッチから行ないます。

ぎっくり腰で病院治療となら無い為には、応急処置の知識だけではなく体づくりも必要です。